月星座に見る、自分本来の感情の癖。

 

月星座に関しては、太陽星座よりも最重要視する占術師さんもいらっしゃるほどで、ムーンカレンダーをナビにして、日々を過ごしている占星術ファンの皆さんも多いかと思います。

私は以前述べたとおり、
太陽>月の考えではあるものの、

 

月は「自分が落ち込んでいるとき、弱っているときに出てきやすい、変えがたい自分の性質」

として捉えています。
普段は太陽を意識して過ごしたほうが、より人生に張りがでますが、人間、「陽」な時ばかりではないですよね。
トラブルや体の不調となった時、ちょっと感情が表に出てきやすいとき・・・に、大人になるうちに厚くなっていく心の「殻」が割れて、むき出しになる・・・それが月の性質だと思っています。

 

 

「月は7歳までの幼児期に周囲のよって形成された行動や感情のパターンを表す」

松村潔さんの傑作本。(マニアック本とも・・・)

「完全マスター 西洋占星術」では、
「月は7歳までの幼児期に周囲のよって形成された行動や感情のパターンを表す」

とあります。

どういうことかというと、

 

幼少期に「月」の性質によって感情のパターン

(こういうことがあった場合、こういう感情で対応する。こういう感情を持つというパターン)

が形成され、その後、水星などの知性が備わり、大人になっても、基本的にある事象に対する考え方が定型化される・・ということなのです。

 

 

過剰反応も月星座(配置含む)が関係しているといえます。
例えば、幼少期に月-冥王星の配置に難があった場合は、耐え難い破壊、再生の体験をしやすい・・それが大人になっても影響を受けている・・といえるでしょう。

 
「月」は母親、母性をも表します
今、自分が幼少期の頃を覚えていないとしても、幼少期に家庭環境、母親の感情がダイレクトに子どもに埋め込まれ、それに対する反応、感情・・が、大人になってデフォルトとしてインプットされるというわけです。

 

そうなると・・

・・・・なんだか救いがない感じがしますが・・^^;
ですので、非常に破滅型の母親、ネグレクト気味の母親、逆に母親自身の感情がもろに子どもぶつけられてに育てられた、理想を押し付けられた・・・などなど、記憶のかなたのできごとであっても、自分の中の「幼少期」にダイレクトに母の観念が植えつけられ、しっかり根付いているというわけです。
(いわゆる、インナーチャイルドと呼ばれるものの類もそういう感じでしょうか)

 

母親からの育児をする上での感情がインプットされる。

 
母親に放置気味で育てられた場合、その寂しさを大人になって克服した・・と思っても、何か自分に困難な出来事があると、この頃の感情が発動され、それに対する行動がオートマティック化されます。

「ひとりぼっち」に対する感情が過敏になったり、逆に放置されている自分こそが本当の自分・・と錯覚を起こしたりするのです。

克服した・・と思っても、母親との関係について語る人は多く、そしてその多くは苦しんでいます。

 

 

自分の感情で克服すべき点がある場合は、幼少期にどんな過ごし方をしてきたか。それを月の配置で探ってみることも可能です。

もちろん、ノード軸、太陽と土星の配置も有効です。

 

月星座の呪縛を解くには

 

幼少期の感情のインプットは克服しがたい課題なのかもしれません。
それだけ、月星座というものは大切に扱いたい領域でもあります。

自分のルーツを知れば、対策も練ることができます。
「心」に関するセラピーやメソッドなど、たくさんありますが、自分いあったものをピタリと見つけ、ジプシー化しない・・という事も必要なのではないかと思います。

 

松村潔さんの
「月星座でみる、オートマティック化されている自分の感情」

のお話でした。

それにしても、育児は奥深いものですね。