ホロスコープの解釈は、素材をミックスさせよう

西洋占星術を勉強したい!という方でつまずくことが

「いろんな解釈があって迷う」

という事ではないでしょうか。

今回は「ぶつ切り解釈を避ける」というタイトルで、お話していきます。

 

なぜ、ホロスコープ鑑定の解釈に困るのか

西洋占星術をお勉強している人が必ずぶつかる壁が

「太陽と月は良い解釈だが、月と火星では悪い解釈が出る」

「アスペクトがたくさんあって、いったいこのホロスコープは良いものなのかどうか」

といった、「選択の仕方」です。

自分のホロスコープであれば、良い風に解釈したいが、どうしても悪い方に目が行ってしまう。気になってしまうという人も多いことでしょう。

 

ジェミニ

書籍や教室、そして「講師」の数だけ、解釈は無限に広がるといっても過言ではありません。ひとつの教科書に縛られればそれだけ解釈は縮まりますが、西洋占星術は、テキストの中ではなく、ホロスコープと人の中に鑑定の答えが入っているものです。

 

ホロスコープのハードアスペクトに囚われないこと

 

ホロスコープの中に、90度、180度、150度などの、「ハードアスペクト」があると、他にどんな良好なアスペクトがあったとしても、きっとそこがクローズアップされ、一生を通じて、日常生活での問題に、当てはめてしまいがちです。

しかし、本来、人生そのものが「ハード」と「ソフト」そして「プラス」と「マイナス」の繰り返し。

そして、人間という生き物も、様々なブレンドで出来上がっているのです。

 

確かに、ハードアスペクトが主張しているホロスコープはあります。
ソフトアスペクトで、イージーに生きているように見えるホロスコープもあります。

しかし、ハードならハード、イージーならイージーの悩みを人は抱えるものであり、それは自分の器の何割かを誰しも占めるものなのです。

ジェミニ

ハードに注目しすぎない、囚われないという気持ちを持ちましょう。

 

解釈はミックスさせてこそ感性

人参をブツ切りにしました。
大根を千切りにしました。
ジャガイモをまるごと煮ました。

素人は占い師は、それらをそのまま差し出します。

 

しかし、本来はそこから、料理をし差し出すところまでが占いであり、「鑑定」であり、占い師の力です。

ですので、一部分だけを取り上げて鑑定をしたり、テキストを読みながら鑑定し、そのまま文言を伝えるというのは、本来の鑑定ではありません。

ジェミニ

「ぶつ切り」鑑定から、それぞれを繋げる、リレーション鑑定を心がけていくようにしましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA