こんにちは。
すっかり三寒四温のリズムも終了し、春に突入!という気候ですが、そんな気分になれない人も多くいらっしゃるかと思います。
その最中にいる人にとっては、気分転換もままなりませんよね。
ここは変わらず、「星の世界」をお届けする場でありたいです。
どうぞ日々、ご自愛くださいね。
この星占いは、「●●座、●●座」という星座などの、人をカテゴライズ化した星占いではなく、世の中の雰囲気と自分の性質を掛け合わせ、「生き方」を考えていこうという星占いです。
まず、自分がどんなホロスコープを持っているかを把握した人は、より、活かしていただけるかと思います。
今週の主な天体の動き
今週の主な天体の動きはこのようになっています。
- 太陽・・牡羊座16度-牡羊座22度
- 月・・・乙女座-射手座
- 月・・・4月8日 天秤座満月
- 水星・・・魚座内で順行、11日牡羊座入り
- 金星・・・5日双子座順行
- 火星・・・水瓶座順行
- 4月8日・・・火星×天王星 スクエア
ジェミニ
先週の星占いはこちらです。
4月8日 蟹座の満月と周波数
4月8日日は、蟹座の満月です。
- 太陽は、月とオポジション、木星&冥王星とスクエア(オーブ7)、よって、月ともスクエア(オーブ7)
- 冥王星と木星はオーブ1度以内の、タイトなコンジャンクション
- つまり、スクエアとオポジションの組み合わせ「Tスクエア」の形成
ひとつ、大切なこととして抑えておきたいのは、満月とジャストで事件、ドラマが起こるわけではないということ。
「オーブ」つまり、「周波数」に近づいた時点で、「反応」を起こします。
ジェミニ
また、
揺らぎやすいから、コロナに感染する、死に近づく、アクシデントを起こすということではありません。
ここを「当てる」ことに力を注ぐ占い師さんも多くいらっしゃいます。
「この日はこんな運気だから、コロナと診断された」
と読む人も多くいます。
占断は、その方の価値観や方針、根本的な「心の立ち位置」が色濃く現れます。
私の考え方は
占星術の運気読みは、その人にとって、エポックを画する出来事を示唆するものである。
と考えています。
多くの星読みの方は、この満月の日のホロスコープ、つまりアスペクトを見て、「うっ」と、なるかもしれません。
(結構、エグいですから)
しかし、水瓶座の土星入りは、「土星の性質が落ち着く」という要素も含んでいます。
個性を譲らないという、土星と対極に見える、「天王星」的な個性も強くなります。
つまり、「個性、変化、が定着する」という意味も持ちますので、この状況が膠着状態。
あまりの変化により、古い価値観の人たちが動けない・・ということも。
占いの世界においても、古い考えに縛られている人もいれば、新しい解釈を得て、その先の何十年かに照準を合わせる人もいます。
「世代交代」
も行われるのかもしれません。
この満月の時に、世の中の人々がどのような思想をあらわにしていくか。
注目をすることで、数年後の未来を垣間見ることができるでしょう。
太陽、月、冥王星&木星のTスクエア
今回の満月では、太陽-月のオポジションに、冥王星&木星ペアのスクエアが絡みます。
つまり「Tスクエア」です。
Tスクエアは、オポジションを組む2つの惑星、感受点に対し、90度で割りこむ惑星(感受点)という、複合アスペクトを組みます。
グランドクロスの片方であり、お互いの個性が主張し合い、スムーズに完遂できない事象を生み出すことがあります。
しかし、この困難に打ち勝つファイトで、大きな成果を手に入れる力ももっています
今回は、「活動宮」におけるTスクエア。
それぞれの立場、思惑、行動、野心、エネルギーのぶつかり合い。
この辺りで、大きな力が再び「調停」に入るような。
今のもんだいは次のフェーズに移ることになるのかもしれません。
長い目で見る運気
今回のコロナは、数日で解決するものでも、ましてや「来月、終息しています」というものではなく、数年にわたる「時代の移り変わり」のひとつ。
もし、仮に、ウィルスが消滅したとしても、後遺症は長く残り続け、それが、世の中の価値観の転換を生み出すことになります。
決してマイナスな部分だけではないのだけれども、多大な犠牲者のもとで成り立つユートピアですので、自分や自分以外の大切な人がその犠牲者となるのであれば、いくら「ユートピア」と言われても、手放しで喜べるわけではありませんよね。
「人はいつか死ぬのだから」という死生観で、戦うことを止めた人、共感力を失った人は別として、やはり「今の世界で生きていきたい」という人は、今の世界で戦うべきことがあるのだと思います。
どんな考えを持つか、誰と手を組むか。
そんな価値観が、死生観が、突き付けられる満月なのかもしれません。
今週心がけたいこと
個人でできることは限られています。
ベースとして考えておくことは
「今は、改革前」
ということです。
コロナ禍が終わったあと、スムーズな再出発ができるよう、次の10年、20年を読み取る必要があります。
ずっと前から
「2020年はヤバイな」
ってことを知っていた人たちなら、この大変な時期にまるまる飲み込まれることなく、次のことを考えることができるかと思います。
占いは、こういう、圧の強い時に力を発揮します。
災いは数年ごとに起こるもの。
占いの目的がどこにあるのか、おのおの考えてみませんか?
ジェミニ