4月6日(月)~4月12日(日)の今週の星占い

今週の星占い

こんにちは。

すっかり三寒四温のリズムも終了し、春に突入!という気候ですが、そんな気分になれない人も多くいらっしゃるかと思います。
その最中にいる人にとっては、気分転換もままなりませんよね。

ここは変わらず、「星の世界」をお届けする場でありたいです。
どうぞ日々、ご自愛くださいね。

この星占いは、「●●座、●●座」という星座などの、人をカテゴライズ化した星占いではなく、世の中の雰囲気と自分の性質を掛け合わせ、「生き方」を考えていこうという星占いです。

まず、自分がどんなホロスコープを持っているかを把握した人は、より、活かしていただけるかと思います。

 

今週の主な天体の動き

 

今週の主な天体の動きはこのようになっています。

  • 太陽・・牡羊座16度-牡羊座22度
  • 月・・・乙女座-射手座
  • 月・・・4月8日 天秤座満月
  • 水星・・・魚座内で順行、11日牡羊座入り
  • 金星・・・5日双子座順行
  • 火星・・・水瓶座順行
  • 4月8日・・・火星×天王星 スクエア

ジェミニ

4月8日は満月。太陽と月のスクエアです。今週は、ひとつのターニングポイントともいうべき事象が起こりやすくなります

先週の星占いはこちらです。


今週の星占い

3月30日(月)~4月5日(日)の今週の星占い

 

4月8日 蟹座の満月と周波数

4月8日日は、蟹座の満月です。

この日のアスペクト
  • 太陽は、月とオポジション、木星&冥王星とスクエア(オーブ7)、よって、月ともスクエア(オーブ7)
  • 冥王星と木星はオーブ1度以内の、タイトなコンジャンクション
  • つまり、スクエアとオポジションの組み合わせ「Tスクエア」の形成

ひとつ、大切なこととして抑えておきたいのは、満月とジャストで事件、ドラマが起こるわけではないということ。

「オーブ」つまり、「周波数」に近づいた時点で、「反応」を起こします。

ジェミニ

つまり、満月前後の世の中のニュースに注目し、個人天体が後半の度数。(15度~30度)で強調されている方は、個人的にも揺らぎの強い時期なので、意識して過ごすことが求められます。

 

また、

揺らぎやすいから、コロナに感染する、死に近づく、アクシデントを起こすということではありません。

ここを「当てる」ことに力を注ぐ占い師さんも多くいらっしゃいます。

「この日はこんな運気だから、コロナと診断された」

と読む人も多くいます。

占断は、その方の価値観や方針、根本的な「心の立ち位置」が色濃く現れます。

 

私の考え方は

占星術の運気読みは、その人にとって、エポックを画する出来事を示唆するものである。

と考えています。

 

多くの星読みの方は、この満月の日のホロスコープ、つまりアスペクトを見て、「うっ」と、なるかもしれません。
(結構、エグいですから)

しかし、水瓶座の土星入りは、「土星の性質が落ち着く」という要素も含んでいます。

個性を譲らないという、土星と対極に見える、「天王星」的な個性も強くなります。

つまり、「個性、変化、が定着する」という意味も持ちますので、この状況が膠着状態。
あまりの変化により、古い価値観の人たちが動けない・・ということも。

占いの世界においても、古い考えに縛られている人もいれば、新しい解釈を得て、その先の何十年かに照準を合わせる人もいます。

「世代交代」

も行われるのかもしれません。

この満月の時に、世の中の人々がどのような思想をあらわにしていくか。
注目をすることで、数年後の未来を垣間見ることができるでしょう。

 

太陽、月、冥王星&木星のTスクエア

今回の満月では、太陽-月のオポジションに、冥王星&木星ペアのスクエアが絡みます。

つまり「Tスクエア」です。

Tスクエアとは

Tスクエアは、オポジションを組む2つの惑星、感受点に対し、90度で割りこむ惑星(感受点)という、複合アスペクトを組みます。

グランドクロスの片方であり、お互いの個性が主張し合い、スムーズに完遂できない事象を生み出すことがあります。

しかし、この困難に打ち勝つファイトで、大きな成果を手に入れる力ももっています

今回は、「活動宮」におけるTスクエア。

それぞれの立場、思惑、行動、野心、エネルギーのぶつかり合い。
この辺りで、大きな力が再び「調停」に入るような。

今のもんだいは次のフェーズに移ることになるのかもしれません。

 

長い目で見る運気

今回のコロナは、数日で解決するものでも、ましてや「来月、終息しています」というものではなく、数年にわたる「時代の移り変わり」のひとつ。
もし、仮に、ウィルスが消滅したとしても、後遺症は長く残り続け、それが、世の中の価値観の転換を生み出すことになります。

 

決してマイナスな部分だけではないのだけれども、多大な犠牲者のもとで成り立つユートピアですので、自分や自分以外の大切な人がその犠牲者となるのであれば、いくら「ユートピア」と言われても、手放しで喜べるわけではありませんよね。

 

「人はいつか死ぬのだから」という死生観で、戦うことを止めた人、共感力を失った人は別として、やはり「今の世界で生きていきたい」という人は、今の世界で戦うべきことがあるのだと思います。

どんな考えを持つか、誰と手を組むか。

そんな価値観が、死生観が、突き付けられる満月なのかもしれません。

 

今週心がけたいこと

個人でできることは限られています。

ベースとして考えておくことは

「今は、改革前」

ということです。

コロナ禍が終わったあと、スムーズな再出発ができるよう、次の10年、20年を読み取る必要があります。

ずっと前から

「2020年はヤバイな」

ってことを知っていた人たちなら、この大変な時期にまるまる飲み込まれることなく、次のことを考えることができるかと思います。

占いは、こういう、圧の強い時に力を発揮します。
災いは数年ごとに起こるもの。

占いの目的がどこにあるのか、おのおの考えてみませんか?

ジェミニ

満月前後は、心のシートベルトをしっかり締めましょう。