2020年9月の星占い

2020年9月の星占い

アストロジェミナス です。

夏がすぎ、あっという間に9月になりました。
今年は四季の移り変わりがなんとなく肌で感じにくいなあ。と思います。

春はステイホームでしたし、夏は暑すぎて引きこもり。
秋も行楽シーズンとはいえ、遠出もできそうにありませんので、与えられた環境の中で少しずつ四季を感じていきたいものです。

さて、これまでお届けしていた週間星占いの月間バージョンです。

こちらのサイトは、鑑定やその他ご依頼のお仕事の合間合間で書いています。
というわけで、毎月お届けすると宣言できるものではないのですが、星の流れをつかむためにも必要なページかな?とも考えていて、できるだけ書き残していきたいなあと思っています。

今月の主な星模様

今月の星模様はこのような感じです。

  • 9月2日(水)満月、金星-土星オポジション、
  • 9月4日(金)金星-火星スクエア、
  • 9月6日(日)水星天秤座入宮、金星獅子座入宮
  • 9月10日(木)下弦の月、火星逆行開始
  • 9月12日(土)太陽-海王星オポジション
  • 9月13日(日)木星逆行終了
  • 9月16日(水)金星-天王星スクエア
  • 9月17日(木)新月、水星-木星スクエア
  • 9月21日(月)水星-火星オポジション
  • 9月22日(火)太陽天秤座入宮
  • 9月24日(木)上弦の月
  • 9月27日(日)水星蠍座入宮
  • 9月29日(火)土星逆行終了
  • 9月30日(水)火星-土星スクエア

9月17日の乙女座の新月がメインイベント

 

2020年9月乙女座の新月

9月17日は、乙女座の新月。
今月は、安倍首相が辞任を表明し、日本の再出発ともいうべき、重要な月ともいえます。

8年間安倍内閣でしたから、私たちはそれ以前のくるくる変わっていた政権のことをどうしても忘れがちですが、今後はさらに改革に向けて走り出すことになります。

政権主導ではなく、個人個人の問題になっていくのでは?と。

山羊座時代の終わりとともに、政権が終わる・・・占星術の奥深さを感じずにはいられません。

乙女座の新月は、双子座のノードとスクエア。そして魚座の海王星とオポジション。
情報を的確につかむこと、次の時流を読むことが一つのポイントになっていきます。

また、山羊座の土星、冥王星、木星とトライン

「変わること」を肯定的に私たちは受け入れ、喜んで次の時代へ飛び込んでいこう・・・という、ある意味、解放感に似たものを感じるのかもしれません。

とはいえ、相変わらず火星、土星、木星、冥王星はそれぞれが緊張感ある関係性を持ち続けていますし、天秤座の水星ともスクエアを形成しています。

水星のスクエアは、情報がネガティブかつマイナスな方向に向きやすいことを意図しています。

多くの人が不安になるような、そんなニュースも流れてくるかもしれないし、人々の暮らしが変わる前の混沌とした状況の中で、刺激的なニュースも次々と舞い込んでくるのでしょう。
今年は、「これが正解!」ということが出て決ませんから、柔軟な思考と対応が求められていきます。

 

9月6日前後の緊張

9月6日(日)に、水星が天秤座へ、金星が獅子座へと入宮します。

同時に月が火星と合。真位置計算で、リリスも共に合を形成。
この月、火星とノードのトリオが、土星、冥王星、金星とスクエアをとり、つまりTスクエアの調整役を担うことになります。

火星は9月10日の逆行を前に、勢いがある状態。

9月6日辺りは、人々の様々な「欲」「思惑」のようなもの。
世の中的にも揺れやすくなりますし、破壊力が増しますので、大衆を惑わす情報には十分に、冷静な判断で対応できるようしたいですね。

 

9月12日、太陽と海王星のオポジション

9月12日(土)は、太陽と海王星が、ジャスト、オポジション。

太陽、海王星オポジション

海王星は「様々な物事の輪郭をあいまいにさせる」という性質を持ち、乙女座のパリっとした価値観とは相反するものです。

乙女座と魚座というだけでも、お互いのストレスや如何に…といった関係性ですが、魚座は海王星のバックアップをフルに受けていることから、何が正しくて何が正しくないのか・・・?があいまいになりつつあることを示しています。

さらに、牡羊座の火星とリリスが合。
曖昧さがゆえの、衝動のようなものが何なのか?に注目しています。

 

2020年9月の星模様から見える風景

海王星-太陽のオポジションの影響が強くなるのは、9月6日、下弦の月、前後ぐらいから。
徐々に新月に向かうにつれ、混沌とした空気に包まれていきます。

台風シーズンですから、海王星のエネルギーが増し増しな時期は気を付けるに越したことはないです。
コロナも海王星強調期に特にニュースの強度が強かったことを思い出します。

また、海王星はスピリチュアルな一面も担っています。
最近、スピリチュアルも姿かたちを変えているなあ・・と感じることがあります。

3年くらい前の、蠍座木星期は、「ザ・スピリチュアル!」という感じで、精神的要素が強かったし、人々がキュッと集まってスピリチュアルを味わっていました。

射手座期になった2019年くらいから、徐々に人々が賢くなって、学ぶようになってきた。
そして2020年、山羊座になり、現実を突きつけられる出来事が増え、いわゆる昔ながらの、教祖様がいるようなスピリチュアルは衰退してきているのだけど、それに代わって、新しい形態で人々を扇動する流れがあるな・・・と感じています。

特にSNSやインターネットを駆使し、人々の価値観に電流を走らせるような・・・。現実は根底にあるのだけど、海王星があいまいにさせているゆえに、なかなか真実までたどり着くことができず、世の中でいろんな「説」などを唱える人が出てくる。

今、私の研究材料のひとつになっています。

言えるのは、「確実に、私たちは行動パターン、思考パターンを変え、新しいパターンを手に入れなくてはならない、入れざるを得ない」ということ。

そうなるように環境が変わりつつあるのが不幸中の幸いです。
真の個人主義になる前の、様々な出来事を、星と絡めながら、お伝えしていきたいと思っています。

今月も、なかなか落ち着かない日々が続きそうです。

クライマックスの12月まであと4ヶ月。お互い頑張りましょう。